うつ病の診断を受けたら【心と体を守る方法を知ろう】

ナース

精神的な病

ストレス社会の世の中ですから、うつ病と診断される人の数も増えています。うつ病になってしまった人が近くにいれば、そっと寄り添ってあげる気持ちが大切です。頑張れとか、後ろから押してあげるのはさけて、あたたかく見守ることを行っていきましょう。

聴診器

精神的な病の治療法

うつ病の治療には、主に休養を取ること、投薬、精神状態の改善といった方法があります。どんな治療を行うかは、医師の診断を受けた上で判断を仰ぐことが大切です。自己診断や、突然投薬・通院をやめてしまうことはうつの長期化や悪化の危険があります。

子どもの症状と親の対応

カウンセリング

大人とは違う点もある

子どもの気分障害の一つであるうつ病やその症状の診断には、大人とは異なり少しの工夫が必要です。なぜなら、子どもは内面への関心と内面状態を表現する言葉数が少ないため、大人が望むような返事をしてしまうことがあるからです。その症状は多岐にわたり、それを短時間でもれなく聞き出すための工夫がなされています。まずは、一覧表にした質問紙型のチェック表を使い、睡眠や考え事、気持ちや行動、食欲や甘えなど、現在の状態と治療に対する希望や、周囲の理解度などをある・なしの2分法でチェックし診断していきます。ここである程度のことがわかれば、診断面接や治療へのガイダンスが進めやすくなるからです。また、質問項目には、いくつかの似通った項目があります。たとえば、なかなか考えられない、ぼーっとしている、考えがまとまらないなどはどれも同じような思考の渋滞を確かめるためです。子どもは自分にぴったりの語彙でないと体験としてはないと答えてしまいます。そのため、いくつかの聞き方でモレがないような工夫がされています。加えて、チェックシートには聞きにくい項目も含めてあります。初回面接では聞きにくいことや、聞かれるとあいまいに答えてしまいがちなことを含め、探りやすくしておくのが一般的です。さらに病気の症状以外にも、病状形成に影響していると考えられる周囲との関係性に関しても、分かってくれない人がいないかなどの項目も記載されています。そして診断にあたっては、症状のチェックに加えて、今どの程度の自己満足状態にあるのかもチェックされます。うつ病に罹患している場合、この病気をどう受け止めて、どう乗り越えていくかに関して自尊感情のどの側面が健全に保たれ、どの側面が影響を受け低下しているのかを知るために、自尊感情検査を行います。そして、子どもの親としては怠けているのか、うつという病気なのかわからないという人もいますが、精神医学的には怠けるという概念はなく、社会的な評価を表す言葉であって、周囲が怠けを勝手に評価するのは危険です。そのため、本人には怠けは心の休憩を考えていると理解してあげることが大事になります。また、うつと診断されて子どもに病気なのかと聞かれた時には、いつもと違う状態は病気だと教えてあげれば、よく風邪をひくと熱がでるのと同じだと教えることも重要です。

男の人

症状が出たら病院へ

うつ病の診断は自分ではできませんので、必ず医師に診断をしてもらい治療の指示を仰ぐことです。正しい方法で治療をしていけば改善がみられますので、自己判断で薬を飲むのをやめないようにし、早い改善を目指しましょう。

ハート

しっかりと休養しよう

うつだと診断されたならば、しっかりと休養する必要があります。ただ、たくさん休みがあるからといって毎日ダラダラと過ごすのではなく、決まった時間に起き、バランスのとれた食事をとり、適度な運動を行なうことが大切です。

女性

専門の医療機関で心のケア

うつ病の診断は精神科や心療内科、内科で受けることが可能です。最近ではメンタルクリニックとして、専門的に治療を行う病院も増えています。悩みの内容や家庭環境、嗜好品などからうつ病の原因を調べて適切な治療を行います。